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海中要塞 鳴門とは架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の潜水艦である。 戦国時代の『本城』に対する『出城』としての役割を担うために計画・建造された補給支援母船とも言える。 敵航空支援の及ばない海中に隠れ潜み、通商破壊や諜報活動を行うための特殊潜水艦ではあるが、対米戦略が変更されたため、 紺碧会が当初立案していたような『後方攪乱戦』はついぞ起こる事はなく、『陰軍』としての日本帝国海軍特潜隊の中でも華々 しい活躍をする事もなく、支援艦としての任務を全うしたようだ。 ==特徴== 戦時秘匿名称を『乙型浮き桟橋』と称し、楔形の形状をした特殊支援潜〔正式名称は不明だが、小説8巻カバーイラストにて『なると1』と記載されている〕 。 12隻が合体した形態を『海中要塞 鳴門』と呼ぶ。小型潜水艦『無艦橋型特呂号潜』専用の移動補給基地であり、艦尾部が格納庫となっている。小型早期警戒機も搭載可能。甲板と艦底に設けられた接合椀で互いを連結し、艦側面複数の水密扉や水密交通筒などにより、連結時はあたかも一つの巨大艦のように行き来ができ、連結時でも移動・潜航が可能であるが、合体時のトリム調整はかなり難しいらしい。 当初はアメリカ合衆国の動向を探るために北緯8度・西経120度の太平洋上〔進出地点:ホノルル東南東約4000キロ、ロサンゼルスほぼ南東3000キロ、パナマより真西約4000キロ〕 に配備されたが、後の日米和睦後はフォークランド諸島沖に移動した。 ホノルルから、潜輸によって弾薬や食料(主に、圧縮固形化された『ミンチ糧秣』)が頻繁に補給され、北米大陸に向かい扇形に特呂号潜が哨戒任務に就き、紺碧艦隊3艦が後方を固め、対米講和がなるまで諜報任務に当たった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海中要塞 鳴門」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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